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ハワイ島の海を潜る

今年は何かと多忙にしていて、結局未だ海に潜れていません。
海中景色が恋しくなったので、昨年ハワイ島のケアラケクア湾を潜ったときの様子を書くことにします。


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ケアラケクア湾は、南コナのカイルア・ビレッジ(カイルア・コナ)から約19 ㎞南にある美しい湾です。あのキャプテン・クックが西洋人として初めてビッグ・アイランド(ハワイ島)に上陸した歴史ある場所でもあります。

このエリアは海洋保護区域に指定されており、透明度ではハワイ諸島の中でも1、2を争うとか。
保護区なので個人が安易に近づくわけにはいかず、地元のクルーズ会社の企画に乗ることにしました。

そんなケアラケクアで実際に潜ってみての所感としては、亜熱帯気候で珊瑚礁の地形にしては、魚類の種類が少ない印象。比較的見慣れた黄色いチョウチョウウオの仲間やハギの仲間がほとんどで、体が非常に鮮やかな固有種といったものには出会うことはできませんでした。


それでも、透明度やコンディションもそう悪くない環境の中で潜ることができたので、そのときのショットを何枚か紹介します。



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後で調べたところでは、1枚目の写真は、おそらくニザダイ科のモンツキハギ〔Orangeband Surgeonfish〕とキイロハギ〔Yellow Tang〕、2枚目の写真の鮮やかな赤色はいったい何者なのか不明です。


それから、こちらは動画です。
(クリックするとしばらくしてスタートします)










                      *       *       *

潜っていてなんとなく感じたのは、このハワイの海でもサンゴの白化現象が進んでいるのではないかということでした。

白化現象とは造礁サンゴから褐虫藻(サンゴと共生している光合成生物、単細胞藻類)が抜け出てしまう現象で、褐虫藻がいなくなった造礁サンゴは、エネルギーの供給源が絶たれることで白色になり死んでしまいます。原因は、海水温の上昇が主なものであると考えられています。

ここのところ、ヨーロッパをはじめ世界各地で、干ばつや真夏の大雪、豪雨といった異常気象が続いていますが、その原因は海水温の上昇による偏西風の乱れだとも言われています。それだけ、熱容量が大きい海の影響力は強大なのだと思い知らされます。


以前、沖縄の石垣島で白保の海に潜った時にも、アオサンゴに起こる同じような現象を目の当たりにしましたが、改めてハワイの地でも同じような景色を見ると、とても複雑な気持ちになります。

海中景色を愛するいちダイバーとしては、
この美しい景色がいつまでも見られる地球であってほしいと願うばかりです。

経営学を生物学からとらえる

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皆さんは「フラクタル理論」のことをご存知でしょうか?

  • 雪や氷や鉱物の結晶
  • 蝶の羽の模様
  • 鳥の羽根
  • 植物の葉脈

これらはすべてフラクタル構造になっています。

フラクタルとは、フランスの数学者マンデブロが提唱した幾何学の概念で、図形の部分と全体が自己相似になっているもののことを指します。


冒頭のシダ植物の写真を見てください。
葉をよく観察すると、全体の葉の形の縮図がそれぞれの葉の形になっており、さらにこの縮図の形状がずっと繰り返されているのがわかると思います。

フラクタルとは自然界のあらゆる場所にみられる不思議で興味深い現象ですが、
自然界に限らず、あらゆる事象に共通して現れる原理原則があるのではないかと私は考えています。



経済界は自然界の縮図?

事業を営むなかで、最近強く感じることがあります。
それは、事業を展開しようとする行為は、自然界で生き物が繁殖しようとする行為にとても似ているということ。

会社をひとつの生き物ととらえた時に、経済界というものは自然界に驚くほど構造が似ています。

企業活動は、限られた経営資源(一般的には、人、モノ、金、情報)を活用して不確実性の高い市場の中で生き残りをかけて工夫を重ねますが、これは自然界という環境変動が激しいフィールドで、限られた物質的資源やエネルギー資源を活用して進化を重ねていく動植物や微生物の姿にそっくりなのです。


経済界では、すき間産業のことを「ニッチ」な市場と表現しますが、実はこの「ニッチ」という用語はもともと生物学の概念です。


4億年前のデボン紀の地球上では、地殻変動によりイアペトゥス海が消滅。狭くなった生活領域で生物間での生存競争が激化した中、覇者となったのは、鎧のように硬い甲羅を持った巨大魚「板皮(ばんぴ)類」でした。


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この板皮類から身を守るために、海底の堆積物の中に身を隠すようにしてひっそりと生活していた魚がいました。これが、ヒトの祖先ともいわれている「アカンソステガ」です。

外敵から身を守るため、あるいは自らの安全な生活環境を確保するために、小さなすき間で生活をする生物は、まるで大きな資本力をもつ大企業にとって参入メリットの小さい、小さな専門性の高い事業領域を確立する中小企業そのものです。


このような事例をあげたら限りなく出てきますが、
企業としてどのような戦略を組み立てるべきかを考える際に、46億年という悠久の時の中で進化を重ねてきた生物たちの生き方を参考にすることは、とても有意義な方法であると私は考えています。



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